外貨建てMMF

投資信託の外貨建てMMFってどんな商品?投資するメリット・デメリットは?

外国証券のなかでも比較的安全に利回りが狙える外貨建てMMF。

そんな外貨建てMMFですが、実際はどんな商品なのか知っているでしょうか?

外貨建てMMFとは外国の通貨でその国の社債や国債などの公社債に投資をする金融商品で、日本円のMMFやMRF比べて高利回りな投資信託の事を言います。

利回りや為替益を狙えるメリットや元本割れや為替変動リスクなどがある投資信託ではありますが、投資初心者でも楽に運用が出来るのが外貨建てMMFの特徴です。

今回の記事では外貨建てMMFに投資をするメリットやデメリットについて詳しく解説していきたいと思います!

外貨建てMMFは投資信託の一種

外貨建てMMFとは投資信託の一種で、外国の通貨建てで安全性の高い公社債に投資をするものです。

優良企業の社債や安定した国債を購入することで利回りを狙い、安定的な運用を目指す投資信託です。

投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金として扱い、運用のプロであるファンドマネージャーが様々な商品に投資をして、その運用の成果や利回りをえる金融商品。

外貨建てMMFに投資をするメリット

外貨建てMMFに投資をするメリットは運用をする人によって様々ですが、一般的に2つのメリットがあります。

  1. 安全性が高く利回りも高い
  2. 運用の手間が掛からない

安全性は投資対象からくるもので、運用の手間が掛からないのも投資信託だからこそです。

2つについて詳しく解説を入れていきます。

メリット①安全性が高く利回りが高い

外貨建てMMFのメリットとして安全性が高く利回りも高いのが挙げられます。

というのも外貨建てMMFは安全性の高い優良企業の社債や国債に投資をしているため、外貨建てMMFは安全性が高いのです。

また利回りが高いのも公社債に投資をしてるからで、日本国内の公社債に投資をするより外国の公社債の方が利回りが高いので、外貨建てMMFは利回りが高くなります。

さらに外貨建てMMFは日本円から米ドルやポンドなどに通貨を交換しているので、その分為替益を狙うことが可能になります。

うまく為替益が出るように交換をすれば、公社債の利息とプラスして運用益が出るため、とても高利回りが狙える投資信託なのです。

メリット②運用の手間が掛からない

外貨建てMMFは基本的に放置をするので、運用の手間が掛かりません。

為替益などを積極的に狙っていくのであれば別ですが、基本的に公社債を購入して運用しているので金利の変動や元本割れのリスクが少ないです。

また購入や売買がすぐに出来るのも特徴なので運用の手間がほとんど掛からない投資信託なのです。

外貨建てMMFに投資をするデメリット

投資をするときは忘れてしまいがちですが、外貨建てMMFに投資をするデメリットがあります。

外貨建てMMFに投資をする時のデメリットは為替と金融の変動リスクです。

金融変動リスクは安全な公社債を投資信託で購入しているためそこまで高くはないですが、外貨建てMMFの場合為替変動リスクはモロに受けます。

為替変動があってもそのまま外貨で株式等に投資をして運用するのならいいのですが、日本円に戻したいときは利益が下がってしまいます。

それは大きなリスクとなりえますが、変動があって円に交換するのが魅力的で無いのなら、急いで交換せずそのまま外貨建てMMFで運用するのも一つの手です。

まとめ

今回の記事では外貨建てMMFがどんな投資信託なのか?や投資する時のメリットデメリットについて解説してみました。

外貨建てMMFは高利回りで安全な投資なのは間違いないですが、外貨で運用しているのでその分為替変動リスクが発生してしまいます。

その時にそのまま海外の証券に投資が出来るようにしておくとこのリスクを軽減して投資が出来るようになるかもしれません。

投資初心者はこのメリットとデメリットを理解して外貨建てMMFに投資をするようにしましょう!

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