投資初心者でも手が出しやすい外貨建てMMFですが、始めるときに気にすることって沢山ありますよね。
その中の一つに「始める時のコストはどのくらいかかるのか?」という疑問があると思います。
外貨建てMMFでかかるコストには2つのコストがあります。
- 為替手数料(スプレッド)
- 信託手数料
これらのコストを気にしなくてはなりません。
為替手数料とは通貨を別の通貨に交換する時の手数料で、信託手数料とは投資の管理費や保有するときの手数料のことです。
投資初心者が外貨建てMMFをいざ始めるとなると、この2つのコストを把握しなくてはなりません。
今回の記事ではそんな外貨建てMMFのコストについて詳しく解説していきたいと思います!
外貨建てMMFでかかるコスト
外貨建てMMFに投資をするには、運用資金の他にこの2つコストがかかってきます。
- 為替手数料(スプレッド)
- 信託手数料
これら2つのコストについては冒頭でも説明しましたが、詳しく書いていきます。
為替手数料のコスト
外貨建てMMFにかかるコストで1番大きいのがこの為替手数料(スプレッド)のコストです。
為替手数料とは、交換するための通貨から交換したい通貨へと変える時にかかってきてしまう手数料です。(日本円➝米ドルへ交換する時など)
この為替手数料は通貨を交換する時だけにかかる手数料なので、外貨建てMMFの場合購入時と売却時にかかってきます。
特に注意すべきは売却時です。
為替手数料のコストを忘れて、少しの為替差益を得ようとすると、日本円に換算した時にマイナスになってしまう可能性があります。
そうならないために注意が必要です。
為替手数料を抑えるためには?
この為替手数料は交換する時に必ずかかってきてしまうコストなのですが、抑える方法があります。
それは証券会社選びです。
為替手数料とは証券会社が通貨を交換する時に得る手数料なので、証券会社が違えば手数料も変わってきます。
特に普通の証券会社とネット証券会社では大きく違います。
普通の証券会社よりネット証券会社で口座を解説して、外貨建てMMFを購入すれば為替手数料を抑えることが出来ます。
投資初心者でこれから外貨建てMMFを始めようとするのであれば、なるべく為替手数料の低いネット証券会社で口座を開設した方が、コストを抑えられるため良いでしょう。
信託手数料というコスト
外貨建てMMFで言う信託手数料とは、ファンドマネージャー(信託銀行)が外貨建てMMFという投資信託を運用する時にかかるコストです。
このコストは実際に外貨建てMMFにかかっているのですが、気にする必要はあんまりないです。
というのもこの信託手数料は外貨建てMMFを購入する時の指針となる「直近7日間年換算利回り」では既に引かれた状態で利回りの%が表示されています。
そのため自分が購入したい外貨建てMMFの利回りは既にこの信託手数料が引かれた状態なので、自分へのリターンを考える時に気にする必要がないのです。
実際かかってる手数料ではあるので把握する事は必要ですが、考えたり気にする必要がないのが信託手数料です。
まとめ
今回の記事では外貨建てMMFにかかるコストについて解説してきました。
外貨建てMMFにかかるコストは2つあります。
- 為替手数料(スプレッド)
- 信託手数料
この2つです。
どちらも実際に外貨建てMMFでかかる手数料ですが、投資初心者が気にするべきなのは為替手数料です。
この為替手数料は証券会社の口座選びで抑えられるため、投資をする際は口座選びに注意するようにしましょう。
ネット証券会社の口座であれば比較的安いのでオススメです。
外貨建てMMFに投資する際はこのように、かかってくるコストを把握した上で投資をするのがいいでしょう。