投資初心者でも無理なく始められて、長期的な運用でリターンの最大化を目指す外貨建てMMF。
そんな外貨建てMMFですが長期の運用をするとなっても、ずっと投資をし続けるわけにはいきません。
外貨建てMMFはiDeCoを使う投資法ではないですし、長期のリターンを狙うにしても辞めてもいいタイミングというものが存在してします。
- 為替差益が見込める時
- 投資対象の利回りが低くなった時
- 他の金融商品に投資をする時
これら3つのときには外貨建てMMFへの投資を辞めるタイミングかもしれません。
もちろん個人の投資の目標などに応じて変化してくるものですが、多くの外貨建てMMFn投資をしていつ人はこれら3つのタイミングで投資を中断すると思います。
今回記事ではそんな外貨建てMMF投資を辞めるタイミングについて詳しく解説していきたいと思います!
為替変動によって為替差益が狙えるタイミング
外貨建てMMFに投資をするメリットの一つとして為替差益を狙えるというものがあります。
投資金額から分配金だけのリターンを得るのでもいいのですが、せっかく日本円を外貨にしているのですから、為替差益を得たいのが投資家の心情だと思います。
そんな投資家が狙うべき為替差益が狙えるタイミングであれば、一度外貨建てMMFへの投資を辞めて売却しても良いかもしれません。
外貨建てMMFを購入すること自体為替変動リスクを背負っていることになるので、そのリスクのリターンとして為替差益を取りに行くのは普通のことです。
ましてや長期の運用をしてきた外貨建てMMFなら分配金も溜まっているため、為替差益は増えます。
大きな為替変動によってリターンが得られるのであれば、外貨建てMMFへの投資を辞めるタイミングです。
以前より利回りが低くなった時
これはどんな金融商品に投資をしていても同じ判断基準になると思いますが、外貨建てMMFに投資をしていて、そのMMFの利回りが以前より低下したら投資を辞めても良いと思います。
確かに外貨建てMMFでは高利回りを目指すというよりか、好利回りを出す長期的な運用が大切なのですが、金融リスクによって利回りが低下してしまった場合辞めてもいいです。
特に外貨建てMMFが銀行の定期預金などと同じレベルや、他の日本円MMFやMRFの方が利回りが大きい場合はそっちに投資を切り替えたほうが、投資金額を最大化させれるのでオススメです。
他の金融商品に投資対象を切り替える時
これも利回りの関係で切り替えを検討する場合があると思うのですが、投資対象を切り替える時は外貨建てMMFへの投資を辞めるべきです。
長期で安定的な利回りを出す外貨建てMMFではなく、短期でも大きく稼げるよな投資対象に切り替える人は多く居ます。
またよくあるパターンなのが外貨建てMMFで米ドルを回しつつ、タイミングを見計らって米株への投資をするパターン。
これは結構鉄板パターンで、そのまま投資を資金を眠らせて置く必要はないので、投資タイミングを狙っている投資家は銀行預金感覚で外貨建てMMFに投資をすることがあります。
そのような投資をしている場合だと、ほかの金融商品に切り替えるときに外貨建てMMFへの投資を辞めてもいいと思います。
まとめ
今回の記事では外貨建てMMFへの投資を辞めるタイミングについて解説しました。
外貨建てMMFは安全性の高い公社債へ投資をしているため、どうしても長期保有でずっと運用しなくてはならないと思ってしまいますが、実際には投資を辞めるタイミングはあります。
- 為替差益が見込める時
- 投資対象の利回りが低くなった時
- 他の金融商品に投資をする時
それがこの3つなのです。
それぞれにはそれぞれの考え方があるので、あくまでも投資家自身の判断にはなりますが、投資初心者は参考になるため判断基準の一つとして覚えておくと良いでしょう!