投資対象が分かりやすく運用が楽なので、初心者が投資を始めるのにオススメな外貨建てMMF。
そんな外貨建てMMFですが、具体的な仕組みを知っていますか?
また利回りがどうなっているのか?なども疑問ですよね。
外貨建てMMFの仕組みは簡単で、安全な社債や国債に外貨から投資をしてその配当金などから利回りを得る投資信託です。
外貨建てMMFで得られるリターンは主に2つ。
- 投資先の公社債からえる分配金
- 売却益を円に戻す時の為替差益
外貨建てMMFの仕組み上この2つから利益を得られるので、投資をするときはこの2つを狙って投資をします。
今回の記事ではそんな外貨建てMMFの仕組みや、得られるリターンについて詳しく解説していきたいと思います!
外貨建てMMFの仕組み
外貨建てMMFの仕組みは冒頭でもすこし触れましたが簡単です。
外貨建てMMFとは安全性や格式の高い公社債に投資をしているもので、国内にも似たような日本円MMFが存在しています。
選ぶ外貨によって投資先の公社債は変わってきますが、選んだ外貨で安全性を考えた投資をする投資信託が外貨建てMMFの仕組みとなります。
外貨で公社債に投資をしている、外貨建てMMFの仕組み上得られるリターンは2つあります。
- 公社債からの分配金
- 売却して円に戻した時の為替益
外貨建てMMFというパッケージで投資達から集めたお金を、プロのファンドマネージャーが安全な公社債へと投資をしているため、もちろん公社債からの分配金は期待できます。
またこれは投資をする側が決められたり狙える利益ですが、購入した時の為替のレートと売却した時のレートの差額が高ければ、それが為替差益となり投資家のリターンです。
分配金には税金がかかってきますが、為替差益は非課税なので狙う人は多く居ます。
次では外貨建てMMFで得られるリターンについて詳しく解説していきます。
分配金の利益を得る
外貨建てMMFの仕組みでも紹介した通り、外貨建てMMFでは安全性の高い国債と企業としての格式が高い社債に投資をしているため、手がたり分配金を得ることが出来ます。
選ぶ外貨によってこの投資対象が変わるため分配金や利回りの%は変わってきてしまいますが、外貨建てMMFの場合どの外貨を選んでも銀行の金利より高いのでオススメです。
この公社債からの分配金を得るのが外貨建てMMFという投資信託のリターンです。
投資対象については知らないこともあると思うので、より詳しく解説した下の記事を参考にしてみてください。
売却による為替差益を狙う
外貨建てMMFの基本的な運用は公社債からの分配金を得ることですが、投資家が狙えるリターンがもう一つあります。
それが売却による為替差益です。
これは外国証券や外貨を取り扱うどの金融商品でも言えることですが、外貨で投資をしている投資家は為替差益を狙えます。
購入時が円高のときは安く外貨に交換できてMMFに投資をすることが出来ますし、売却時に円安となっていてMMFから日本円に戻すときは、購入時の円の価値によってはリターンを得ることが出来ます。
外貨建てMMFは手堅く分配金が貰えるのでそれで十分という人もいますが、円に戻す時にこの為替差益まで狙って得られることになると、投資資金の最大化へと繋がるので狙える状況なら狙ったほうが良いと思います。
為替差益は狙う人得る人が変わってくるので直接てきなリターンとは言い難いですが、外貨建てMMFで得られるリターンの一つとなります。
まとめ
今回は外貨建てMMFの仕組みや得られるリターンについて解説していきました。
外貨に変えた資金をプロのファンドマネージャーがMMFとして公社債を買う仕組みなのが外貨建てMMFです。
その外貨建てMMFで得られるリターンは2つあり、その2つが
- 投資先の公社債からえる分配金
- 売却益を円に戻す時の為替差益
この2つでした。
外貨建てMMFの仕組みやこれらのリターンを知ることで、初心者は投資の判断基準になると思います。
またその他のメリットやデメリットを知ることも参考になると思うので、その部分についても調べてみても良いかもしれません。