外貨建てMMFの中でも安全性がたかく利回りが硬いことから人気米ドルMMF。
いざその米ドルMMFに投資をしようと思っても沢山銘柄があって困りますよね?
米ドルMMFには主に5つの銘柄があるため迷うのも無理はありません。
ですが実際米ドルMMFを選ぶ時は銘柄や利回りではなく、自分が使っている証券会社の物か、為替手数料が少ない証券会社の米ドルMMFを選んだ方が良いのです。
とはいえこれだけ聞いてもなぜその方法がいいのか分からないと思います。
今回の記事ではそんな米ドルMMFの種類や利回りと選び方について詳しく解説していきたいと思います!
主な米ドルMMFは何がある?
米ドルMMFはいろいろな銘柄があります。
大手証券会社が運営・取り扱っている主な米ドルMMFの銘柄がこちらです。
- 日興(ニッコウ)
- 大和(ダイワ)
- 野村(ノムラ)
- ゴールドマン・サックス
- ブラック・ロック
なかには海外の運用会社が混ざっていますが、これらの多くは似たような投資対象で、同じ位の利回りをしています。
運用会社や取り扱っている証券会社の違いが、この米ドルMMFの銘柄の種類の多さです。
米ドルMMF各種の利回り
米ドルMMFは取り扱っている証券会社で直近7日間の年換算利回りが確認できます。
下記のものは現在(2019年11月4日)各証券会社で確認した、米ドルMMFの利回りとなります。
- 日興(ニッコウ):1.314%
- 大和(ダイワ):1.299%
- 野村(ノムラ):1.372%
- ゴールドマン・サックス:1.308%
- ブラック・ロック:1.342%
こうして並べてみてもそこまで大差がないのが分かると思います。
その他にも利回り同士の比較や、他の外貨建てMMFの利回りについて記事を書いているので、そちらも参考にしてみてください。
米ドルMMF銘柄の選び方
米ドルMMFに投資をしたい場合は銘柄で選ぶのではなく、自分が使っている証券会社か為替手数料などのコストが安いところで選びましょう
なぜなら利回りに大差がないからです。
米ドルMMFそれぞれの利回りを見てもらえば分かるように、利回りはほぼ一緒です。
そのため自分が新しく口座開設をしないような銘柄や、まだ口座開設をしていないのならなるべく為替手数料が少ない証券会社の米ドルMMFを選んだ方がいいです。
利回りがほとんど一緒なので、差を分けるのは手間や運用コストや為替手数料です、
新しい口座を作るのは手間ですし、運用コストや為替手数料が高いとそれだけリターンが減ってしまいます。
なので米ドルMMFを選ぶ時は、銘柄毎ではなく自分が使っている証券会社やコストベースで選ぶようにしましょう!
まとめ
今回の記事では、米ドルMMFの選び方や銘柄について解説しました。
米ドルMMFには色んな種類があるため、選ぶときは苦労してしまいますが、証券会社のコストで選ぶと良いと思います。
また利回りも大差ないので、自分が使っている口座があるなら、そこで変える外貨建てMMFでも良いと思います。
銘柄だけでなく他の条件で選んで、良い投資をしましょう!