投資対象が安全なことや運用の楽さから、外貨建てMMFへの投資は投資初心者に向いています。
そんな外貨建てMMFへの投資ですが、運用する場合積立投資を行った方が良いのでしょうか?
結論から言うと外貨建てMMFへの積立投資は有効です。
というのも外貨建てMMFは安定した利回りと流動性がウリで、それを最大限に活かすためには長期運用が大切なのです。
積立投資は長期運用を視野にいれた投資方法なので、外貨建てMMFとの組み合わせは非常に有効だと考えられます。
また積立投資をすることでドルコスト平均法による、分散投資によるお得な投資方法が出来たり、定期預金みたいに自動的に資産が溜まっていくため、貯金のように活用することも出来ます。
これらの要素を考えると外貨建てMMFで積立投資をするのは、よい投資方法と言えると思います。
そんな外貨建てMMFの積立投資について、今回の記事では詳しく解説していきたいと思います!
積立投資とは?
積立投資とは、投資信託などに用いられる投資方法です。
投資信託を購入する時に定期的(月に一度など)に投資信託を買い増す日にちを決めて、期間が終わるまで積み立てて投資を行います。
この方法をドルコスト平均法ともいい、投資信託だけでなく価格が連動するその他の金融商品にもこの考え方や投資方法が使われています。
また外貨建てMMFと比較されやすい外貨預金などもFXが絡んでいるため、ドルコスト平均法が適応されることもあります。
外貨建てMMFの積み立て投資のメリット
積み立て投資を行うことで起きるメリットはたくさんあります。
- ドルコスト平均法のメリット
- 始めやすく続けやすい
- 複利の力で投資ができる
大きく分けるとこの3つです。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法については先程も触れたとおり、購入する時の値段が変動する商品に投資をする際使える考え方です。
積み立て投資は定期的な引き落としなどで投資をしていますが、値段が変動する金融商品では購入時の値段が変わってきます。
一気に買うのでは無く、小分けに積み立てて投資をしていくと値段の変動で損をするリスクを減らすことが出来ます。
これを使用することで購入時より値段が落ちても、その値段で買い増しするためと利益になるためメリットの一つです。
始めやすく続けやすい
積み立て投資は基本的に少額からスタートしています。
そのため小さい額から投資をすることが可能となり、投資初心者は始めやすいです。
また定期的に必ず買い増しが行われて積み立てられていく投資なので、運用時の手間などが無く継続して続けることができるのです。
この継続性も外貨建てMMFに積み立てる投資では大きなメリットにもなるので、良いと思います、
複利の力で運用ができる
外貨建てMMFに積み立て投資をする場合だけに関わらず、その他の場合でもこの複利のちからを使える投資はリターンが大きいです。
なぜなら複利はどんどん再投資をして、投資金額を上げてリターンも増やすので、複利の力は使うべきです。
投資するタイミングが早いと更に大きな複利が働くので、メリットだと思います。
まとめ
今回は外貨建てMMFの積み立て投資について解説しました。
メリットでも説明したように、外貨建てMMFと積み立て投資の相性は良く、外貨建てMMFに投資をするなら運用期間を長くして、より多くの資産を得れると良いと思います。
また積み立て投資でも同じくリスクは発生するので、その部分について知っておくと良いでしょう。