投資初心者が外貨建てMMFに投資をしようと思った時に、悩むのは運用方法ですよね。
何かいい運用方法があれば、リターンの最大化などに繋がり、投資している最中の心持ちも楽です。
外貨建てMMFを運用していく上でオススメなのが、長期保有による運用です。
外貨建てMMFの1番の特徴は利回りの安定性かつ、高利回りの所です。
長期保有をすることで毎日決済の外貨建てMMFでは、安定した利回りを得ることができます。
またその利回りも月の終わりに自動的に再投資されるので、複利効果を狙った運用が可能となります。
そのため外貨建てMMFの投資は長期運用がオススメなのです。
今回の記事では、外貨建てMMFの特徴やなぜ長期運用がオススメなのかについて、詳しく解説していこうと思います!
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外貨建てMMFの特徴
外貨建てMMFに投資をして運用するのであれば、外貨建てMMFの特徴について知らなくてはなりません。
外貨建てMMFの特徴は主に3つ挙げられます。
- 安定的な利回り
- 外貨建てによる為替リスク
- 流動性の高さ
これら3つの外貨建てMMFの特徴について、ひとつずつ解説していこうと思います。
安定的な利回り
外貨建てMMFは安定的な利回りが特徴です。
この外貨建てMMFの安定的な利回りは投資対象から来ます。
外貨建てMMFは投資を決める運用会社が、安全性の高い国債や格式高い社債に投資をしています。
価格変動リスクはあるものの、それらの公社債への投資は、利回りが出やすく安定的です。
日本の公社債に投資をする日本円MMFは利回りが低いのですが、外貨建てMMFは外国の通貨、外国の公社債なので高い利回りがです。
日本円MMFと外貨建てMMFの違いとは?どっちがオススメなの?
外貨建てMMFの利回りはどのくらい?外貨建てMMFの利回りは変動する?
外貨建てによる為替リスク
外貨建てMMFを外貨で取引をしているため、為替リスクがついてまわります。
購入時より投資をしている先の通貨の価値が下がり、日本円の価値が上がれば、円換算した時にマイナスになってしまいます。
この損益を為替損益といいます。
このような為替の変動によるリスクが外貨建てMMFにはあります。
ただこの為替リスクはプラスにも働く場合があり、購入時より売却時が円安であれば、その分の利益を得ることができます。
この利益を為替差益と呼びます。
これらの為替リスクがあるのも外貨建てMMFの特徴です。
流動性の高さ
外貨建てMMFは流動性が高い事でも知られています。
それは毎日決済されるからです。
外貨建てMMFを購入する時に見る、7日間の年換算平均利回りは、その間の平均的な利回りを割り出しています。
外貨建てMMFは変動金利で毎日利回りが変化するため、毎日決済の制度を取り入れているのです。
毎日決済していても、売らずに保有していれば再投資となり、複利の効果を得ることが出来る外貨建てMMFですが、売るという事になってもすぐ売れます。
毎日決済のおかげで売却時の手間が減り、証券会社の営業日にもよりますが1日2日で売却することが可能です。
この流動性という売買のしやすさも、外貨建てMMFの特徴と言えるでしょう。
投資初心者にオススメの運用方法
投資初心者にオススメな外貨建てMMFの運用方法は長期運用です。
上記にて外貨建てMMFの特徴がよく分かったと思うのですが、外貨建てMMFは長期運用によりさらに大きなリターンを得ることができます。
なぜなら外貨建てMMFは毎日決済で、保有している限り毎月再投資されるからです。
利回りが高く安定的な外貨建てMMFですが、その分配金を毎月再投資することで、複利を使って投資を進めることが出来ます。
複利の効果は凄まじく、利息が利息を呼んで資産が膨らんでいくことになります。
たとえ為替変動により一時的な含み損が出ても、分配金の再投資による複利効果を得ていれば、リターンを取り戻すことも可能です。
そのため投資初心者が外貨建てMMFに投資をする際は、年単位の長期運用がオススメです。
ただ、あまりにも高利回りのトルコリラや南アフリカランドなどの外貨建てMMFを選ぶと、リスクが大きくなりすぎて複利の効果が減少します。
高利回りの外貨建てMMFは明らかに投資初心者向きではないので、選ぶ際は注意して選ぶようにしましょう。