将来への不安から資産運用や投資に目を向ける人は年々増えていっています。
それに伴って様々な金融商品が出来てきていて、初めて投資をする人や投資歴の浅い人はどの投資商品に手を出していいかわからなくなりますよね。
出来ればなるべくリターンが大きくリスクを減らしたいのが投資家の本音だと思います。
そんなときに意識したいのがポートフォリオ(投資先の構成)です。
安定した利回りや運用の楽さなどのメリットがある外貨建てMMFは、そんなポートフォリを組むときにピッタリの投資信託です。
外貨建てMMFでは選ぶ外貨によって組むポートフォリオが変わってきます。
今回の記事ではそんな外貨建てMMFのポートフォリオについて詳しく解説していきたいと思います!
ポートフォリオとは
金融や資産運用で言うところのポートフォリオとは
- 株式
- 投資信託
- 債券
- 預金
など資産を運用する投資先などの組み合わせの構成のことを指していて、金融経済学や金融工学といった考え方の一つです。
このポートフォリオ次第でリスクやリターンの関係性も大きく変わっていくのです。
それぞれの金融商品ごとに気にするべきリスクと期待できるリターンがあり、これを考えるのが投資の最大の楽しみでもあります。
組み合わせによっては強固で安定的な利回りを実現することも可能ですし、ハイリスクハイリターンの大きな儲けに期待することも可能になってきます。
外貨建てMMFやETFなどの投資信託はこの考え方も取り入れていて、安全な資産運用でリターンの最大化させる手段として、分散投資をするポートフォリオを組んでいます。
それがこれらの商品のメリットでもあり、簡単に効率や安全性の高いポートフォリオを組める(投資が出来る)ため、外貨建てMMFやETFをなどの投資信託の人気が高まっているのです。
外貨建てMMFだけで組むポートフォリオ
外貨建てMMFの投資対象が公社債なので、既に幅広い国債や社債に投資を行っています。
そのためポートフォリオは既に組まれていることになるのですが、その上で外貨建てMMFだけでポートフォリオを組むことは可能です。
米ドルを使って米ドルMMFをに投資をするのでも細かな銘柄の違いがあるので、一つの銘柄にすべての米ドル資産を投資するのではなく、2つ3つの米ドルMMFに投資をすることで、簡単なポートフォリオが完成します。
投資初心者の米ドルMMFの銘柄は何がオススメ?銘柄の選び方や利回りを解説!
また外貨建てMMFの中には高利回りのMMF(トルコリラと南アフリカランド)が存在していて、これらに大きなリターンを目指して投資をしつつも、安全性が高い米ドルMMFを運用するポートフォリオの組み方もアリだと思います。
これをすることでリターンを大きくしつつも、米ドルMMFの利回りによるリスクの減少を図ることが出来ます。
高利回りの外貨建てMMFはなに?高利回りの銘柄に投資をする注意点は?
ただ投資する通貨が増えると為替手数料(スプレッド)が増えることになり、日本円からの交換でも外貨同士の交換でもより多くのコストを支払わなくてはいけないことにも繋がります。
通貨を替えて外貨建てMMFのポートフォリオを組んでもいいのですが、それらのコストを考えると、投資する商品そのものを替えてポートフォリオを組む方が効果的かもしれません。
外貨建てMMFも組み合わせて組むポートフォリオ
外貨建てMMFも組み合わせてポートフォリオを組むことが出来ます。
外貨建てMMFは安定的な利回りを狙えるし、外貨で投資をしているのでその分その外貨を活かした投資をすることが可能です。
また外貨建てMMFは毎日決済で流動性も高いので、ポートフォリオを組み替えるときも簡単に変更することが可能になります。
そのため外貨建てMMFを組み合わせてポートフォリオを組むのはとてもオススメです。
特にオススメなのは、米ドルMMFを使ったポートフォリオです。
アメリカには魅力的な投資信託が多いので、米ドルをMMFで運用しつつETFなどに資金を回すと、よりよいポートフォリオが組み上がると思います。
またETFだけではなくテンガバー(株価10倍)など夢のある米国株も取り引き可能になるため、
- 安定性を米ドルMMF
- リターンの最大化を米国株
- リスクとリターンのバランス配分で米国ETF
など強固なポートフォリオを組むことが可能です。
まとめ
今回は外貨建てMMFで組めるポートフォリオなどについて解説しました。
外貨建てMMFは安全性や流動性、運用の簡単さなどからポートフォリオを組むのに適した投資なのです。
そのため色んなポートフォリオを組むことが可能になります。
人それぞれリスクとリターンの配分は違うと思うので、自分に合ったポートフォリオを組んで投資をしてみると良いと思います!
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